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最近ではあまり見ることも触れることも
少なくなってきた「ヘチマ」。
平成以降の生まれの方には
ほとんど馴染みがないのではないでしょうか?
筆者は昭和生まれで、小学生の時の自由研究で
ヘチマを乾燥させてタワシを作ったのをよく覚えています。
なんだか腐ってしまって匂っていたような・・・
そんなヘチマですが、ちょっと名前の由来が
シャレていたってご存知でしたか?
ヘチマを見る機会が少ないので
このマメ知識をお披露目するチャンスも
そうそうないかもしれませんが
知って損する雑学はありません。
「ヘチマ」という名のシャレた由来
ウリ科の一年草である「ヘチマ」。
この「ヘチマ」という名前はシャレからきています。
「ヘチマ」は漢字で書くと「糸瓜」と書きます。
もともとは、そのまま「いとうり」と呼ばれていました。
やがて、「い」が省略されて
「いとうり」から「とうり」と呼ばれるようになります。
ここからがダジャレにされ始めるのですが・・・
シャレの元になるのは「いろは歌」です。
昔の「あいうえお」ですね。
いろはにほへとちりぬる・・・
と続きますが
「と」が「へ」と「ち」の「間」にありますよね?
そこから「とうり」が
「へとちの間」→「へちま」となります。
江戸庶民による言葉遊びから
名前が変わってしまったんですね。
しかし、現在でも漢字で書く時は「糸瓜」です。
こういう話を知っておくと
漢字の成り立ちがわかって
覚えておきやすいですよね。
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