お刺身って、食卓に並ぶと豪勢な感じになるし
とっても和食感が出ますよね。
私の周りでは、お刺身がおかずになるか?ならないか?
なんて議論が起こりましたが
私は普通におかずだと思っていました。
そんな議論が起こること自体が新鮮でしたよ。
ちなみに、お刺身がおかずにならない派の人でも
お寿司はしっかりと食べるんですよね・・・
酢飯ではあるが、ご飯と一緒じゃん!
って思いました。
そんな、ザ・日本という感じのするお刺身ですが
スーパーでパックに入って売っているお刺身を買う時
色々なお魚が盛ってある「盛り合わせ」か
1種類のみパックに入っている「一点盛り」か
どちらを買いますか?
マグロの赤身が好きだから
マグロの一点盛りを買おうかなぁ~
でも白身も食べたい気分なんだよなぁ~
そんな風に迷うこともあるかもしれません。
しかし!
本当のことを知れば、断然「一点盛り」を買うべきなんです!
■お刺身の一点盛りと盛り合わせの違い
スーパーで売っているお刺身の
「一点盛り」と「盛り合わせ」の違いは・・・
食品表示法に関係があったのです。
食品表示法によれば
「一点盛り」は「生鮮食品」の扱いになります。
それに対して
「盛り合わせ」は「加工食品」の扱いになります。
生鮮食品には、〇〇産などの産地表記の義務など
詳細を表示しなくてはなりません。
その分、スーパーはいいものを扱っていると
見られる必要があるため
生鮮食品である一点盛りは品質が良い可能性が高い
ということなんです。
そして、加工食品には
詳細を表示する必要がないのです。
つまり極端な場合、養殖なのか天然なのか?わからない。
解凍してあるのかしてないのか?わからない。
または、そういったものが
全部混ぜ合わさっていても
加工食品は何の問題もないのです。
加工食品には、そこまで表記する義務もないからです。
そのような違いから
スーパーでパック入りのお刺身を買うなら
一点盛りを買ったほうが、おいしい可能性が高い!
という役に立つ雑学でした。
■魚の切り身を、なぜ「刺身」と呼ぶのか?
ちなみに~の雑学です。
魚の切り身は、切ってあるのに
なぜ「刺身」と呼ぶのでしょうか?
あまり考えたこともなかったですが
確かに「切り身」でもいいのに
なぜか「刺身」と言いますね。
不思議です。
その由来はというと・・・
昔は、切った魚が何の種類だったか
わからなくなると困るので
切った身に、エラやヒレを刺して
わかるようにしていた。
その「刺す」だったんですね。
もうひとつ、「切り身」という言葉を
武士が腹を切るのを連想して嫌ったから。
という理由もあったそうですよ。
これは飲み会なんかで
お刺身が出てきた時には
パッと使える雑学ですよね。
ぜひ、覚えておいてください。