タラバガニはカニじゃない!?

動物の雑学

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冬になってくるとカニが恋しくなってきますね。

まぁ、カニは一年中いつ食べたって美味しいんですが。

年末年始に贈り物として
カニの通販が盛り上がったりします。

そんなカニのラインナップの中でも
メジャーなタラバガニ。

実は、タラバガニはカニではないって・・・
知ってましたか?

タラバガニの名前の由来

タラバガニは、魚の「たら」がよく獲れる漁場で
タラバガニもよく獲れたことから
その名が付いたそうです。

漢字で書くと「鱈場蟹」ということです。

ところが、英語で表すと
「red king crab」=赤いカニの王様
といいます。

成長すると、大きなもので1m以上にもなり
その圧倒的なサイズが名前の由来となっています。

ん?

漢字だと鱈場蟹。
英語だと赤いカニの王様。

・・・カニじゃん!

って思いますよね。

カニだと名前を付けておきながら
実はカニではない。

そんな不思議なタラバガニ。

タラバガニがカニではない
という理由を見ていきましょう。

タラバガニがカニではない理由

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タラバガニがカニではない証拠としては
足の数を数えるとわかります。

カニと分類されるものの足の数は10本です。

そして、タラバガニの足の数は8本となります。

その姿、形からカニと呼ばれているタラバガニは
生物の分類上はヤドカリの仲間なのです。

あのナリでヤドカリとは・・・
どう見てもカニですけどね。

タラバガニの足は8本とお伝えしましたが
実は、甲羅の中に小さな足が2本隠れています。

足と言っても、エラの掃除くらいに使っているそうです。

タラバガニと同じようなヤドカリの仲間には
タラバガニと姿・形もよく似ている「アブラガニ」や
「ハナサキガニ」「イバラガニ」などがいます。

タラバガニ以外にもカニと呼ばれた
ヤドカリの仲間はいっぱいいましたね。

冬に家族でカニを食べるときに
うんちくのひとつとして話してみてください。

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